はじめに:身近になった“DM型副業詐欺”

Twitter(X)、Instagram、LINEなどのSNSで「副業に興味ありませんか?」「すぐに稼げます!」といったメッセージを受け取った経験はありませんか?

近年、このようなSNS発の副業勧誘詐欺が急増しています。
巧妙な言葉やプロフィールを使って信頼を装い、最終的に高額な商材や講座に誘導するケースが多いのが特徴です。

この記事では、SNSやLINEで送られてくる勧誘DMの危険性と、安全な対処法を解説します。

1. SNSやLINEで増える副業勧誘の実態

副業ブームに伴い、個人を狙った勧誘DMの被害報告は年々増加。
特にInstagramやXでは、次のような手口が多く見られます。

  • 副業アカウントを装って「パートナー募集」などとDM送信
  • 魅力的なプロフィール(成功者風の写真・高収入アピール)で信用させる
  • 会話を重ねた後、LINEや別サイトに誘導
  • 「最初に少し投資が必要」と高額商材を売りつける

最初の段階では「親切そう」「詳しく教えてくれる」と感じても、裏では組織的な詐欺グループが関与している場合が多いのです。

2. 詐欺勧誘DMの共通パターン

次の特徴があるメッセージは、高確率で詐欺だと考えましょう。

パターン内容の特徴
成功者を装う高級車・ブランド品・旅行写真などで信頼を演出
甘い誘い文句「誰でもできる」「完全在宅」「1日30分で5万円」
外部リンク誘導「詳しくはLINEで」「公式サイトはこちら」など外部へ移動を促す
しつこい連絡返信しなくても何度もメッセージを送る
初期費用の要求「ツール利用料」「登録費」など名目を変えて支払いを迫る

どれか一つでも当てはまれば、即ブロック・通報が安全です。

3. 怪しいDMが来たときの正しい対処法

勧誘DMを受け取ったときは、次の3ステップで対応しましょう。

(1) 返信しない

「興味ありません」「やりません」などと返信すると、アカウントが“反応する相手”として記録され、別の詐欺アカウントに共有されることもあります。
既読・返信はせず、無視でOKです。

(2) ブロック・通報する

SNSやLINEには、詐欺勧誘を報告できる機能があります。

  • X(Twitter):メッセージ右上の「報告」→「スパムまたは詐欺」
  • Instagram:メッセージ右上の「報告」→「不適切なコンテンツ」
  • LINE:トークルーム右上メニュー→「通報」

複数の通報が集まれば、アカウント停止につながります。

(3) URL・QRコードを開かない

外部サイトやQRコードには、フィッシングや個人情報収集の仕組みが仕込まれていることがあります。
不用意に開かず、削除・通報するのが基本です。

4. 被害を防ぐためのSNS設定

SNSのプライバシー設定を見直すだけでも、詐欺DMを減らせます。

  • メッセージ受信を「フォロー中のみ」に制限
  • 投稿に個人情報(顔・職業・収入)を書かない
  • プロフィールを公開しすぎない

特に「副業」や「収入」「フリーランス」などのキーワードを入れていると、勧誘の標的になりやすくなります。
自分のアカウント設定を一度見直しておきましょう。

5. まとめ:DM副業の8割は詐欺と思って行動しよう

SNSの副業勧誘は、表面上は親切でも中身は危険なケースがほとんどです。
次の3つを徹底すれば、被害を避ける確率は大きく上がります。

  • 不審なDMには絶対に返信しない
  • 外部サイトやLINE誘導はすぐブロック
  • 怪しいアカウントは通報・削除

本当に安全な副業は、SNSのDMではなく公式サイトから始まるものです。
次回は、「初月で10万円稼げる」などの甘い誘いに潜む詐欺の構造を詳しく掘り下げます。

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